※この記事にはプロモーションが含まれています。

ビタミン10種類の一覧表(主な働き、代表的な食品)

この記事は約4分で読めます。

ビタミンとは?

 ビタミンは、私たちの体に必要な栄養素の1つであり、微量量であっても健康にとって重要です。

 ビタミンには、脂溶性ビタミン水溶性ビタミンの2つの種類があります。脂溶性ビタミンには、ビタミンA、D、E、Kが含まれ、水溶性ビタミンには、ビタミンB群とビタミンCが含まれます。

 ビタミンには、私たちの身体の免疫力を高めたり、エネルギーを生み出すための代謝プロセスを支援するなど、多くの役割があります。足りないと不足症になるため、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。

ビタミンの種類と主な働き

 以下にビタミンの種類と主な働きの一覧表を示します。

ビタミン名
別名
主な機能
ビタミンA
レチノール
視力維持、皮膚の健康維持
ビタミンB1
チアミン
糖質代謝、神経の健康維持
ビタミンB2
リボフラビン
赤血球の生成、肌や髪の健康維持
ビタミンB3
ナイアシン
ニコチン酸
糖質、タンパク質、脂質の代謝サポート
ビタミンB6
ピリドキシン
アミノ酸代謝、皮膚や粘膜の維持
ビタミンB9
葉酸
プテロイルグルタミン酸
ビタミンM
赤血球の生成、神経管閉鎖障害の予防
ビタミンB12
コバラミン
赤血球の生成、神経の健康維持
ビタミンC
アスコルビン酸
免疫力向上、コラーゲン生成促進
ビタミンD
コレカルシフェロール
カルシウム吸収促進、骨の健康維持
ビタミンE
トコフェロール
抗酸化作用、血流改善
ビタミンK1
フィロキノン
一部、メナキノン-4(ビタミンK2)に変換
ビタミンK2
メナキノン
血液凝固、骨の形成

ビタミンが含まれる代表的な食品

 以下にビタミンが含まれる代表的な食品の一覧表を示します。

ビタミン名代表的な食品
ビタミンAレバー、人参、かぼちゃ
ビタミンB1玄米、豚肉、大豆
ビタミンB2牛乳、卵、肉類
ビタミンB3まいたけ、たらこ、かつお
ビタミンB6ほうれん草、バナナ、魚介類
ビタミンB9ほうれん草、ケール、レバー
ビタミンB12肉類、魚介類、乳製品
ビタミンCキウイフルーツ、ブロッコリー、柑橘類
ビタミンD魚介類、卵黄、キノコ
ビタミンE卵、アーモンド、トウモロコシ
ビタミンK1緑野菜、海藻類
ビタミンK2納豆、卵、乳製品

水溶性ビタミンと脂溶性ビタミン

水溶性ビタミン

水に溶けやすいビタミンです。
体内で長期間蓄積されず、余分な分は尿として排出されます。
食事から毎日摂取することが大切です。

代表的な水溶性ビタミン
  • ビタミンB群
    (例:ビタミンB1, B2, B6, B12, ナイアシン, パントテン酸など)
  • ビタミンC
  • 働き
    エネルギーの代謝を助ける(ビタミンB群)
    免疫力の向上や皮膚の健康を保つ(ビタミンC)
  • 特徴的な注意点
    水に溶けるため、加熱や水に触れると失われやすいことがあります。
    過剰に摂取しても、尿として排出されるため、体に蓄積されにくいです。

脂溶性ビタミン

脂肪に溶けやすいビタミンです。
体内に蓄積されやすく、特に肝臓や脂肪組織に蓄えられます
長期間摂取しなくても、体内に蓄積されたビタミンを使いながら生活できます。

代表的な脂溶性ビタミン
  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • 働き
    視力の維持や免疫機能のサポート(ビタミンA)
    骨の健康を守る(ビタミンD)
    抗酸化作用で細胞を守る(ビタミンE)
    血液の凝固に必要(ビタミンK)
  • 特徴的な注意点
    脂肪に溶けるため、脂肪と一緒に摂取すると吸収が良くなります。
    蓄積されやすいため、過剰摂取すると体に悪影響を与える可能性があります(特にビタミンA, D)。

水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンのまとめ

  • 水溶性ビタミンは、体内に長時間留まらず、過剰分は排出されるので毎日摂取が必要。加熱や水に弱い。
  • 脂溶性ビタミンは、体に蓄積されやすく、過剰摂取に注意が必要ですが、長期間摂取しなくても大丈夫な場合があります。

まとめ

 ビタミンは、私たちの体に必要な栄養素であり、健康維持に重要な役割を果たしています。ビタミンは、食品やサプリメントから摂取することができますが、適切な量で摂取することが重要であり、欠乏症や過剰摂取に注意する必要があります。

タイトルとURLをコピーしました